【Python】datetimeを使って現在時刻を取得する

今回は、Pythonでの現在時刻の取得方法を解説していきます。

さらに、時間を指定して日付型のデータとして取得する方法も紹介します。

datetimeモジュールをインポートする

Pythonで日付型のデータを扱うときは、datetimeモジュールを利用します。

使用する環境にdatetimeがない場合は、インストールしてください。

datetime.now()を使う

まずはdatetimeオブジェクトのnow()メソッドを使って現在時刻を取得してみます。

import datetime

x = datetime.datetime.now()
print(x)

####Output
datetime.datetime(2021, 2, 28, 21, 12, 32, 343167)

出力は、「年、月、日、時、分、秒、マイクロ秒」という形です。

特定の情報だけ取得する

年だけ取得したい場合や、分だけ取得したいといった場合は、以下のようにすることで実現できます。

#年を取得
x.year

#月を取得
x.month

#日を取得
x.day

#時を取得
x.hour

#分を取得
x.minute

#秒を取得
x.second

#マイクロ秒を取得
x.microsecond

曜日や月を文字列で取得する

今日の日付を、文字列として取得することもできます。

取得には、datetime.now()のstrftime()メソッドを使います。()の中にコードを渡すことで、指定の日付と時刻を表す文字列を返します。

x = datetime.datetime.now()

x. strftime("%A")
#'Tuesday'

x. strftime("%a")
#'Tue'

x. strftime("%B")
#'March'

x. strftime("%b")
#'Mar'

x. strftime("%c")
#'Tue Mar  2 21:30:17 2021'

datetime.today()を使う

datetimeオブジェクトのtoday()メソッドを使っても、同じように現在時刻を取得することができます。

y = datetime.datetime.today()
print(y)

####Output
datetime.datetime(2021, 2, 28, 21, 12, 32, 343167)

特定の情報だけを取得したい場合は、datetime.now()メソッドのときと同じようにすることで取得できます。

date.today()を使う

次はdateオブジェクトのtoday()メソッドを使います。

この方法では、今日の日付を取得することができます。日付は、ローカルな日付です。

z = datetime.date.today()
print(z)

####Output
datetime.date(2021, 3, 2)

特定の情報だけを取得したい場合は、以下のように記述します。

#年を取得
z.year

#月を取得
z.month

#日を取得
z.day

まとめ

Pythonでの現在時刻の取得方法を紹介しました。

様々な方法で取得できるのが面白いですね。自分の欲しい形式にあったやり方で日時や時刻を取得してみてください^^

ではでは👋