先日、TOEIC(L&R) のIPテストをオンラインで受験しました。
TOEIC IPテストは、団体受験方式の1つで、学校や企業など団体で受験する試験です。2020年4月から、このIPテストがオンラインで受験できるようになったとのことです。
そして今回、初めてオンラインでの受験でした。テストの概要や、受験してみた感想をまとめていきたいと思います。
試験時間は1時間
オンライン試験の試験時間は約1時間(通常は2時間)でした。ここが、通常のTOEICと最も異なる点だと思います。
リスニングが約25分間で、リーディングが37分間という構成です。通常の半分の時間で終わるということで、集中力は維持しやすいかなと感じました。
試験の流れが異なる
オンライン試験では、通常試験と流れが異なります。
リスニング、リーディングともに、Unit OneとUnit Twoに分かれています。
イメージでいうと、短いリスニングセクションを2回繰り返した後、短いリーディングセクションを2回繰り返すといったイメージでしょうか。
以下、公式より
https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p139.html
なお、Unit Oneでは全受験者共通の問題が出題され、Unit TwoではUnit Oneでの正答数によって問題の難易度が変わるみたいです。
このやり方によって、少ない問題数でより正確な評価を担保しているということでしょう。
リスニングで問題の先読みができない
オンライン試験では、画面に1つの問題しか表示されません。なので、リスニングの会話問題、説明文問題で問題の先読みができません。
これ、めちゃ焦りました💦どれだけ素早く解いても、次の問題までの時間は持て余してしまうので、もどかしいです(個人的に)
ということで、リスニングでは、設問の把握と選択肢の理解を素早く行う必要があります。これの訓練はやっておくべきだと思いました。
リーディングは通常の試験とあまり変わらない
リーディングセクションは、通常の試験とあまり変わらない印象でした。Unit Oneでは時間が余り、Unit Twoでは時間が足りませんでした(笑)
Unit Oneで余った時間をUnit Twoに持ち越せないのも特徴ですね。
ちなみに、リーディングセクションに限り、Unit One終了後一旦休憩できます。
任意のタイミングでUnit Twoを開始することができるので、呼吸を整えてから臨むことも高得点を狙うための秘訣かなと思います。
集中できる環境でやるべし
通常の試験では、静かな会場で受験できますよね。オンラインでも、なるべく静かで集中できる環境で受験することをおすすめします。
今回僕は、周りでミーティングしている環境でしか受験できなかったので、集中できずに大変でした(笑)
特に、会社のオフィスで受験されるという方は、なるべく静かな場所を確保されることをお勧めします。
結果はその場でわかる
なんとこのTOEIC IP試験が終了した段階で、結果が表示されます。
これ、めちゃくちゃありがたいです。
試験の出来にかかわらず、1カ月そわそわする必要がなくなります。自ずと寿命も延びます。
なお、正式な結果は後日公開されるようです。オンライン版のみなので、紙でほしい方は印刷する必要があります。
まとめ
オンライン形式だからと言って問題の内容が変わるわけではありませんが、やはり試験の流れに慣れる必要はあるかなと感じました。
今後はオンライン試験が主流になっていくと思います。オンライン試験特有の対策も考えておく必要がありそうです!
ではでは👋